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ここでは、SDKに付属されているツールの解説をします。
index
・プレイヤー
・シナリオコンバータ
・画像コンバータ
・ジョイスティック設定ツール
・ハードウェアチェックツール
プレイヤー
ゲームを動作させるための、ゲーム実行ツールです。
実行ファイル
ADVRUN.EXEというファイルが、プレイヤーのファイルとなります。
パラメータ解説
-log : ログ書き出しモードで起動します。 -norun : ゲームを実行せずに起動します。 -nommx : MMX命令を使用しません。 "パス名" : 指定パスにあるゲームデータをロードします。 "ファイル名" : デバッグモード時、指定のファイルをスクリプトとしてロードします。
※ゲーム情報保護のため、パッケージ実行モード時にはログ書き出しは行われません。
アイコン・カーソルの切り替え
ADVRUN.EXEと同じフォルダに、
・ADVRUN.ICO
・ADVRUN.CUR
というファイルを置くことで、アイコン・カーソルを自動で読み込むことが出来ます。
※ADVRUN.EXEに内蔵されているアイコンを変更する事はライセンス規約で禁止されておりますので、この機能を使用してアイコン変更を行ってください。
詳しい内容
プレイヤーマニュアルが用意されていますので参照下さい。
シナリオコンバータ
スクリプトファイルやゲームデータをアーカイブ化して、配布パッケージ化するツールです。
実行ファイル
SNFCompiler.EXE がシナリオコンバータとなります。
内容
Game.Infoを指定し出力先を指定すると、ゲームをパッケージングして出力します。
書き出されるファイル(単体モードを選んでいないとき)
ARDPics.ARD : 画像アーカイブ ARDScript.ARD : スクリプトアーカイブ(暗号化済み) ARDSound.ARD : 効果音アーカイブ ARDVoice.ARD : 音声アーカイブ ARDSystem.ARD : システムデータアーカイブ Game.Inf : 暗号化済みゲーム情報ファイル
単体アーカイブを指定した場合、GAMEDATAS.ARDが生成されます。このファイルは上のファイルをまとめたものです。
また、ツールの設定で、暗号化していないデータもコピーする設定になっている場合はまとめてゲーム配布用のフォルダとしてコピー生成されます。
注意事項
・言語ファイルなどのファイルは自動で処理されません。
・パッケージ後も、開発フォルダは消さずにバックアップしてください。
画像コンバータ
画像ファイルを、PIZ形式へ変換します。
実行ファイル
PicConverter.exe が画像コンバータとなります。
内容
ファイルサイズが小さく、展開速度も速いPIZ形式へ変換するツールです。
PIZ形式は、32ビットのαチャンネルを保持可能な画像データです。
注意事項
・全ての画像をPIZにする必要はありません。開発のしやすさや互換性を考えて汎用性の高い形式のまま利用する方が良い場合もあります。
ジョイスティック設定ツール
ジョイスティックのボタン配置を設定ファイル化するツールです。
実行ファイル
GamePadTool.exe がジョイスティック設定ツールとなります。
内容
様々なジョイスティック・ゲームパッドをADVRUNに対応させるための設定ツールです。
ハードウェアチェックツール
ADVRUNゲームプレイヤーが快適に動作するかチェックするツールです。
実行ファイル
HWChecker.exe がハードウェアチェックツールとなります。
内容
サポートや動作環境の参考になるツールです。
このツールは、ゲームに添付したりゲームの公式サイト上で配布するなどしても構いません。
注意事項
・このツールの診断結果は、あくまでも理論上のものです。他のソフトウェアの影響や安定性などはチェックできませんので、参考の範囲内のデータであることにご了承下さい。